行政書士に独学半年で一発合格する『基本テキスト』の勉強法

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lil_foot_によるPixabayからの画像

 

どーも、みなさん! いちみほんじん(一見本人 / いちサンプル)です。

 

当ブログでは平成30年度(2018年)行政書士試験の合格体験記を書いています。約半年間の独学で一発合格しました。

 

今回のエントリーは、行政書士試験で使用した『基本テキスト』の勉強の仕方についてです。具体的にどのような流れでやっていったのか、私なりの経験をまとめました。いちサンプルとしてみなさんの参考になれば幸いです!

記憶違いがあったので、リライトにより内容を修正しています。

 

ご参考までに、私の試験結果については下記エントリーをご覧いただければと思います。
平成30年度(2018年) 行政書士試験 | 試験結果を公開 - いちサンGOラボ

 

 

『基本テキスト』をどのように読んだか?

『基本テキスト』というのは、予備校が出版している一冊完結型の行政書士の試験対策本です。私の基本テキストは『合格革命 基本テキスト』でした(私が使用したのは2018年版です)。

2019年度版 合格革命 行政書士 基本テキスト | 資格本のTAC出版書籍通販サイト CyberBookStore

 

『基本テキスト』については、他のエントリーでもつらつらと書いていますのでご覧いただければと思います。

www.135labo.com

 

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テキストを読むのにかかった時間:手を動かしながら10ページ/時間

私は本を読むのが異常に遅いです。ほとんどどんなジャンルの本でも遅いです。雑誌や新聞を眺める分には普通のスピードだと思うのですが、本だとどうも身構えてしまって一字一句読まなければ気がすまないという、何の得にもならない性質を持っています。

 

というわけなので、『基本テキスト』を読むスピードも異常に遅かったです。本文も側注も熟読して、だいたい1時間で10ページくらいでしたか。

この遅読ぶりは、我ながら苦痛。。。日々悪戦苦闘しています。

 

遅読を改善すべく読書術を探索中です。
読書術クエスト カテゴリーの記事一覧 - いちサンGOラボ

 

ただし、テキストは手を動かしながら読み進めていました。

  • 記憶定着を図って、裏紙にキーワードを殴り書きしながら…
  • 頭を整理するために、図解や図表を書き散らしながら…

この殴り書きはいわゆる「まとめノート」ではないです。裏紙だし、きたない字だしで、保存を目的にしたものではありません。

 

テキストを読んだ回数:精読で3回くらいがほとんど

私の場合、基本的に常に熟読(精読)していました。効率性はともかく、そういう質なんですねー。

 

また、問題集を勉強の中心に考えていたこともあって、テキストをサラッと眺めるように通読して何回も回す、というような読み方はやっていません。

当初の計画ではやるつもりでしたが、問題集に注力して時間がなかったので結局できませんでした。

 

テキストを読んだ時期や回数はもう記憶がおぼろげな状態です。だいたいの目安として下表のようになります。

基本テキストを読んだ回数(通読・熟読・精読)
憲法 3回くらい
行政法 3回くらい
民法(家族法除く) 3~5回くらい
民法(家族法) 2回くらい
商法・会社法 2回くらい
基礎法学 2回くらい
一般知識等(文章理解を除く) 2回くらい
一般知識等(文章理解) 未読

 

「一般知識等」の箇所は「法令」に比べて駆け足気味に2回通読したと記憶しています。「文章理解」の範囲はまったく読みませんでした。もともと国語にあまり苦手意識がなく「文章理解」は問題集だけでいいや、と思っていたので。とにかく全体的に時間が足りませんでした。

 

『基本テキスト』を読んだら、問題演習を中心に

「テスト効果」を意識して勉強する

行政書士試験は『基本テキスト』を完全に丸呑みできればすんなり合格できる、と経験的に思います。テキストを繰り返せば繰り返すほど、読み込めば読み込むほど、当然合格に近づいていく…。

 

上述した通りこれが私にとってはエライ苦痛でした。なにしろ読むのが遅いので。みなさんにもこんな場面があるかもしれません。

テキストをひたすら読み込めばいいのは分かっている。でも思うように進まなくて自己嫌悪…。

 

が、しかし! 落ち込む必要はまったくありません! それは決して怠け者の泣き言ではありません!

 

効率のよい勉強方法

暗記・記憶の定着には、テキストよりも問題集をメインにするのが王道!

 

これは科学的に実証された「テスト効果」というものらしいです。

 

学習法・勉強術の本によく書かれていることで、メンタリストのDaiGoさんの本『最短の時間で最大の成果を手に入れる 超効率勉強法』)にも出てきました。テキストを何度も読むよりも問題集をくり返したほうが効率的な試験勉強方法、なんですって!

良かった、良かった! 世界に平和を取り戻した気分…。

 

「テスト効果」については書籍のレビューというかたちで改めて書きたいと思っています。

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私自身、問題集を解くことを試験勉強の中心にしていました。『基本テキスト』の範囲をある程度区切って丁寧に読んだあと、あまり時間を置かずにその範囲の『基本問題集』や『過去問題集』をくり返すというやり方で進めていました。

普通の勉強法ですよね。結局のところ、普通を実行すればいいんだと思います。

 

テキストよりも問題集を開いている時間のほうが圧倒的に長かったです。当然ですけど、問題集の解説を読んで気になることがあれば、テキストの空いたスペースに書き写すようにしていました(軽いメモ程度)。

もちろん逆に、テキストの内容を問題集の解説ページに書き写すこともやっていました。ただし、問題集をやるときにテキストを参照するのは最小限にするようにしていました(負荷を上げないように)。

 

『基本テキスト』を適当な分量に区切る

『基本テキスト』をある程度の分量で区切ることは、記憶の定着にはとても大切だと思います。

 

具体的な区切り方は、例えば「憲法」だったら「人権」と「統治」をそれぞれ二つに分けて四等分くらいにすると丁度いいかと思います。私にはそれくらいが適当な分量でした。

 

問題演習を中心にした具体的な勉強法

8月以降、私自身がやった最もオーソドックスな進め方は下記のような感じです。 

  1. テキストの範囲をある程度区切って熟読する。
  2. 該当箇所の基本問題集を1週間くらいの間に2回以上やる。
  3. 該当箇所の過去問題集を1週間くらいの間に2回以上やる。

 

私の場合、テキストの通読1回に対して、これくらいの時間間隔で問題集を反復してようやく内容が定着していったように記憶しています。これで1周ということですね。そして時間を置いてから2周目に入ります。

 

ただし、きっちり計画を立ててやっていたわけではなかったですし、得手不得手によって進め方は異なりましたので、一律に上記のようにやっていたわけではないです。概ねこんな具合だったということです。

 

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『基本テキスト』にアンダーラインを引く?

テキストにアンダーラインを引く、これは単なる「気休め」でデメリットまであるという説がありますが、今のところ私はラインを引く派ですね。

 

アンダーラインを引くのは、テキスト通読3回目以降

私は勉強を始めてからしばらくの間は、アンダーラインやマーカーなどは一切書き込まないようにしています。気になることがあったら鉛筆で薄く印をつける程度です。

 

テキストや問題集をある程度くり返した後に、それでもなお記憶や注意からモレがちなところ、理解が弱いところなどをチェックしたいわけなので、ある程度勉強が進んでからにならないと選別ができないんですよね。

 

改めて私の勉強の進め方をまとめると、以下のようになります。

『基本テキスト』熟読1回 +『基本問題集』2回 +『過去問題集』2回] = 1周(1回転)

これを2周(2回転)くらいした後に、ようやく試験範囲の全体像が見えてきた感じでした。

 

そういう段階になってから、 自分の弱点や記憶モレをチェックしたり、理解を深めるために3回目の『基本テキスト』通読を行ないます。そこで初めてテキストにアンダーラインやマーカーを引くようにしていました。

 

初学者の段階でアンダーラインを引いてしまうと、重要性などを判別できずにアンダーラインだらけになる可能性がありますよね。これでは見づらくなるだけなので、特に通読1回目でのアンダーラインは無用ではないかと思います。

 

アンダーラインの使い分けは4種類

アンダーラインの種類・使い分けは、みなさんそれぞれかと思います。私は下記のようにやっています。

赤のアンダーライン:最重要(見落としがち、覚えていないところ)

水色のアンダーライン:条件、例外

緑色のアンダーライン:補足説明、例示

ピンクのアンダーライン:重要(最重要まではいかないけど、重要箇所)

実際は3種類のアンダーライン(赤・ブルーブラック・緑)で乗り切ったので、今だったらこうするという内容です。

 

まとめノートを作るなら苦手分野のみ

『基本テキスト』を読みながらノートにまとめる、私の場合は基本的にNOですね。やはり負担が大き過ぎます。テキストに既にまとめられている内容をわざわざノートに書き写す必要はないのではないかと思います。

 

とはいえ、これにも例外はあって苦手意識が強い民法だけは、3回目にテキストを熟読したときにルーズリーフにまとめました。ルーズリーフは28枚(B5サイズ)になりました。結構多いですね。

とてつもなく苦手だったので、例外的な苦肉の策です。テキストに書いてあることを手を動かしながら自分なりに整理し直す、という作業が必要でした。

 

その他、簡易な暗記カードは13枚作りました(憲法3枚、行政法8枚、民法2枚)。また、数えてみたところテキストにつけた付箋は18ヶ所でした(民法16ヶ所、会社法2ヶ所)。

 

多いのか少ないのか自分では分かりませんが、勉強のメインはあくまで問題集の反復ですし、なるべくこういった作業に時間と手間をかけないように心がけていたつもりです。

 

まとめ:『基本テキスト』の勉強の仕方

最後に今回の記事をまとめてみます。

  • 効率よく試験範囲を身につけるには、テキストよりも問題集を反復する。
  • アンダーラインは、ある程度学習が進んでから引く。
  • まとめノートは基本的に不要。作るとしたら苦手分野のみ。

 

今回はここまでです。ひとつの私見として、いちサンプルとしてみなさんの参考になれば幸いです! 行政書士試験についてのエントリーはまだまだ続きます。

 

それでは、どうもありがとうございました! 今後ともどうぞよろしくお願いいたします!