独学で行政書士 | 8月に間違った勉強法に気づいてリカバリーした話

どーも、みなさん! いちみほんじん(一見本人 / いちサンプル)です。

 

当ブログでは、平成30年度行政書士試験の合格体験記を書いています。約半年間、独学で勉強して一回目の受験で合格しました。

 

今回のエントリーは失敗談です。

 

5月下旬から試験勉強を開始して、真面目にコツコツやっているつもりだったけど、それは間違った勉強法だった。何も身に付いていないことに気づいたのは8月初め。6月、7月の2ヵ月間をほぼムダにしてしまった。そこからなんとかリカバリーして合格にたどり着いたという経験をまとめました。 

 

令和元年11月の試験に向けて今まさに行政書士の勉強を続けている方、あるいはこれから始めるという方に、いちサンプルとして参考になれば幸いです!

 

 

5月下旬開始、7月末までの勉強法:全体像をつかむ1周目

私が行政書士試験の勉強を始めたのは5月下旬です。

 

まず、『合格革命 行政書士 基本テキスト』『合格革命 行政書士 基本問題集』を併用して勉強を進めていきました。

 

やり方としては、至極オーソドックスでした。

  1. ある程度まとまった範囲ごとに『基本テキスト』を1回読む
  2. 該当範囲の『基本問題集』(一部『過去問題集』)を1~2回解く

 

とにかく全範囲を一周することが重要だと思っていたので、上記の流れでどんどん進めていきました。テキストに掲載されている順番通りに、「憲法」⇒「行政法」⇒「民法」⇒「商法」⇒「基礎法学」とサクサク進めていきました。こうして一巡を終えるまでに、だいたい6月・7月の2ヵ月間かかりました。

 

8月から2周目開始:1周目で何も身に付いていなかった!

1周目が終わって、ほっと一息。8月になって2週目の勉強を始めましたが…、

 

そこで愕然としました。

 

2ヵ月間にやったことが、全くと言っていいほど記憶に残っていなかったのです!

 

全く、というのは比喩ではありません…。ちくわばか! となじられても、その通りだとうなだれるしかない状態でした。私は2ヵ月間の勉強が単なる時間のムダでしかなかったという、恐ろしい事態に直面しました。

 

 8月の頭ですからね! 残り3ヵ月半です。正直青ざめました。6月から8月の3ヵ月間だけ試験勉強に専念するという当初の予定は、もう絶対に無理! 変更せざるを得ませんでした。

 

失敗した理由はよく分かりません。おそらく以下のようなことだと思います。

  • 1周目は全体像をザっと把握するためだったから、先に進むことばかり考えて見直しの時間をほとんど設けなかった
  • しかし、全体を見通すためにサラッと1周するということであれば、2ヵ月は長すぎた
  • そもそも1周の分量(法令の試験範囲全部)が初学者にとっては膨大すぎた

 

いずれにせよ、とにかく今のやり方を続けたら絶対に落ちる! ということだけはハッキリしていました。

 

8月からのリカバリー:範囲を区切って短期間で反復!

とりあえず気を取り直して、勉強のやり方を変えました。範囲を細かく区切って短期間で反復する、というやり方を徹底することにしました。具体的には下記のような流れにしました。おおよそのモデルケースです。

  1. テキストの範囲をある程度区切って熟読する。
  2. 該当箇所の基本問題集を1週間くらいの間に2回やる。
  3. 該当箇所の過去問題集を1週間くらいの間に2回やる。

 

ちなみに使用した教材は下記の3点になります。

 

自分の脳みそがツルツル状態であることを受け入れそれを前提に、平均して2~3週間で3~4回くらい反復しました。記憶の定着には、これくらいの時間間隔での反復が必要でした。やみくもに進めるのではなく、ある程度固めてから次にいくようにしたのです。また、試験勉強はテキストよりも問題集に時間をかける、ということを心がけていました(「テスト効果」という勉強方法のテクニック)。

 

1周目は細かいことは抜きにしてとにかくサクサク進める。 1周目で大切なのは全体像を大ざっぱに見通すことであって、記憶の定着を図る必要はない。

 

これは試験勉強のセオリーとしてよく言われることだと思います。しかし、どういうわけか私の場合は失敗でした。今にして思えば、1周目は本当に無意味以外の何物でもなかったです。

 

まとめ:失敗から学んだこと

なんとか11月の試験に間に合わせることができましたが、反省をふまえてこうすればよかったということをまとめてみます。

  • ある程度範囲を細かく区切る
  • 短期間で反復する
  • 新しいことと復習を並行してやる
  • 科目はバランスよくやる

 

ある程度細かく範囲を区切る

テキストを通読して1周目の基本問題集を解くとき、例えば「憲法」だったら「人権」と「統治」をそれぞれ二つに分けて四等分くらいにしていました。遅読の私にはそれくらいが丁度いい分量でした。問題集の2周目以降であればだんだん進度が上がっていくので、「人権」「統治」がそれぞれ一区切りになる感じです(四等分から二等分に)。

 

短期間で反復する

一般に学習後しばらくたってから(忘れたころに)復習するほうが効率的とされているので(分散学習)、2~3週間で問題集を3~5回くらい反復する、というのはちょっと過剰だったかもしれません。でも、実感として私にはこれくらいの復習が必要でしたね~。ほぼ初学者だったということに一因があるかもしれません。

 

新しいことと復習の割合

新しいことと復習の割合は、5:5くらいでいいんじゃないかと思います。特に1周目は先に進めないとそれはそれで苦しいと思いますが、焦らずに試験当日までにできるようになればいいという気持ちで、復習に時間をかけることをオススメします。全範囲がなかなか終わらない! という焦燥や苦痛のほうが、やったはずなのに95%くらい忘れている! と気づいたときの絶望感よりマシだと思います。

 

科目はバランスよくやる

例えば、憲法だけを5時間3日間連続でやるではなく、憲法を2時間やったら民法を3時間やる、というようなスケジューリングが大切だと思います。ひとつの科目に集中してしまうと、やっぱり他の科目がどんどん怪しくなっていってしまいます。新しいことの勉強はひとつの科目だけにするにしても、復習に関しては複数科目を並行してやったほうがいいと思います。進捗が遅く感じられるかもしれませんが、グッとこらえて複数の科目を少しずつ同時に復習していくほうが効率がいいでしょうね。

 

今回はここまでです。ひとつの私見として、いちサンプルとしてみなさんの参考になれば幸いです! 行政書士試験についてのエントリーは、もうちょっと続く予定です。

 

それでは、どうもありがとうございました! 今後ともどうぞよろしくお願いいたします!