行政書士試験の鬼門?「一般知識等」対策はどうするのか問題

どーも、みなさん! いちみほんじん(一見本人 / いちサンプル)です。

 

平成30年度(2018年)行政書士試験の合格体験記のシリーズです。行政書士試験(平成30年11月11日実施、平成31年1月30日発表)に、約半年間の独学で一回目の受験で合格しました。

 

今回のテーマは、行政書士試験の鬼門のひとつともいえる「一般知識等」についてです。足切りがあるのでほったらかしには出来ない、さりとて多くの時間を割くわけにはいかないという、とても厄介な分野です。

  

 

行政書士試験の「一般知識等」とは何か?

まず、「一般知識等」とは何か? について整理しておきます。 

 

出題内容「政治・経済・社会」「情報通信・個人情報保護」「文章理解」

行政書士試験では、法律以外に「行政書士の業務に関連する一般知識等」からの出題があります。

 

具体的な出題内容は以下のとおりです。

  • 政治・経済・社会(例年7問)
  • 情報通信・個人情報保護(例年4問)
  • 文章理解(例年3問)

 

この合計14問がいわゆる「一般知識等」といわれるやつです。

 

配点と合格基準:合格には14問中6問の正解が必要

「一般知識等」には、2割弱(約18.7%)の配点があります。

5肢択一式の問題 : 14問

各4点の配点 ⇒ 合計56点(4点×14問=56点)

 

行政書士試験の合格基準のひとつに、「一般知識等」に関するものがあります。

行政書士の業務に関連する一般知識等科目の得点が、24点以上である者

 

つまり、合格するためには14問中6問以上の正解が必要になります。

 

たとえ法令問題が満点であったとしても、「一般知識等」の正解が5問以下であれば不合格になってしまいます。

  

ここまでの内容を表にまとめてみます。

行政書士試験 一般知識等 配点
一般知識等等
択一式(5肢択一式)
14問 各4点 合計 56点 全体の約18.7%
行政書士試験の合格には、24点以上(6問以上)の得点が必要!!

  

行政書士試験の配点と合格基準については、他のエントリーにも書いています。あわせてご覧いただければ幸いです。

www.135labo.com

 

得点計画 : 3分野で各2問の正解を目指す

傾向と対策を見極めるのが難しく、受験生の不安を否が応にも煽ってくる「一般知識等」。果たして一体何のためにあるんだろう?? という思いは、なかなか拭い切れません。

 

それはさておき、一般的な「一般知識等」の得点計画は下記のようなものになるようです。

  • 政治・経済・社会 7問 ⇒ 2問目標
  • 情報通信・個人情報保護 4問 ⇒ 2問目標
  • 文章理解 3問 ⇒ 2問目標

 

3つの分野でそれぞれ2問ずつ正解し、最低ラインの6問をクリアする! ということですね。

 

政治・経済・社会(例年7問 ⇒ 2問目標)

出題範囲が広く漠然としているため、法律にくらべて確実な対策が難しいという印象を私は持っています。ピンポイントで対策ができる分野は、時事問題くらいでしょうか。

 

情報通信・個人情報保護(例年4問 ⇒ 2問目標)

「政治・経済・社会」にくらべれば、多少はアタリがつく分野です。ただし、本腰をいれて勉強するとなると、膨大な量になってしまうと思われます。

 

文章理解(例年3問 ⇒ 2問目標)

文章理解は、国語(現代文)のテストで出される読解問題のイメージです。例年3題出題されるので、2問は正解したいところです。読書習慣のある人は対策不要でしょうね。

 

「一般知識等」の対策に何をしたか?

試験勉強期間中、ずっと頭の片隅に存在していたものの放置気味だった「一般知識等」の対策…。私が具体的にやったことを書いていきます。

 

行政書士試験用の『基本テキスト』『基本問題集』『千問ノック』

行政書士試験用の教材には「法令等」のほかにも「一般知識等」の試験対策が掲載されているので、それはしっかりやりました。時期的には9月に入ってからです。

 

私が「一般知識等」の勉強をした教材下記3点です。

※私の使用教材は2018年版ですが、リンクは最新版(2019年版)になっています。

 

細かく書くと、こんな順番でやったと記憶しています(ちょっとあやふや)。

  1. 基本テキストを1回読む(「文章理解」を除く)
  2. 基本問題集を1回やる(「文章理解」は一部のみ)
  3. 基本テキストを1回読む(「文章理解」を除く)
  4. 千問ノックを1回やる(「個人情報保護」だけ2回)

 

「文章理解」のところはあまりやっていません。テキストは読まず、問題集だけ。問題集を見返したら12問中4問しか解いていなかった…。国語にはあまり苦手意識がないので時間をかけませんでした。でも、決して楽観視していたわけではなく、問題の難易度によっては3問中2問正解するのは厳しいかも、と思っていました。

 

  

『新クイックマスター 行政法』で「個人情報保護」対策ができる

『新クイックマスター 行政法』は、配点が大きい行政法を強化すべく学習計画に加えたのですが、「第5章 行政手続・情報公開」は「一般知識等」の出題範囲である「個人情報保護」に関わる内容でもありました。

 

私は「個人情報保護」対策のために「第5章 行政手続・情報公開」のところは、特に気合をいれて2回やりました(2回じゃ足りないけど、時間がなかった)。

 

いわゆる『就活本』は使えるのだろうか?

ネット上でいろいろ調べると、「一般知識等」対策として『就活本』をやるのは一般的みたいです。私も本屋さんに足を運んで購入を検討しました。

 

公務員試験用や就活用の時事・一般常識の本

書店の店頭に並んでいるような有名な本を軽くながめてみましたが、簡潔にまとめられているにせよ、ちょっと中身が薄い印象でなかなか買う気にはなれませんでした。

   

全体にあまり食指が動かなかったのですが、なんとなく不安だったので私が見た中で一番新しかった『図解でわかる時事重要テーマ100』を買いました。

でも、この本はほとんど読んでいません…。読めたのは合計10ページくらい。

 

ヤマをはっていた「GDPR(一般データ保護規制)」のところだけは意識してちゃんと読みました。「働き方改革」と「AI(人工知能)」の箇所も読んだような気がします。

「GDPR(一般データ保護規制)」は実際に出題されました! 「RPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)」にもヤマを張っていましたが、こちらは出ませんでしたねー。

 

ビジネス系ウェブサイトやネットニュースで時事をつかむ

私が「GDPR(一般データ保護規制)」にヤマを張ることができたのは、ビジネス誌で特集していた号があったからです。

 

ビジネス誌のバックナンバーの表紙をながめて時事をつかむ

ビジネス誌の表紙をながめれば、今どきのトピック・時事問題について何となくつかめます。雑誌が特集を組んでいるくらいなら、かなり重要性が高いニュースといえるわけですね。

 

具体的には「週刊東洋経済「週刊ダイヤモンド」「週刊エコノミスト」「プレジデント」などです。

 

こういったビジネス雑誌は、Fujisanでバックナンバーを見ると一覧性が高くて確認しやすいです。

 

そして、気になるキーワードや特集号があったら、図書館でバックナンバーを借りてみることをオススメします。目をとおす程度にして、気になるところだけ読めば十分だと思いますね。

表紙をザっと眺めてみたところ、私が今年受験するなら「5G」をチェックするだろうなーと思いました。「情報通信」の出題範囲になりますね。外れても保証は一切できませんが! (2019年8月14日 追記)

 

ニュースをチェックする習慣はもちろん大切

日々ニュースをチェックする習慣は、「一般知識等」の対策に限らずにとても大切なことだと思います。

ニュース系アプリを利用するのが一番手軽でしょうねー

 

一般的なニュースサイト以外に、前述したビジネス誌を発行している各出版社のウェブサイトをチェックするのもいいと思います。

 

いちサンプルとして、私の試験結果

結局、私がやった「一般知識等」の対策といえば、行政書士試験用の教材に掲載されている内容をやったという程度でした。そのなかで「個人情報保護」に関する箇所は特に意識してやっていましたが、最低限の準備しかできていないことは自覚していました。

 

さて、試験当日の手応えとしては五分五分という感じでした。

 

「文章理解」に苦手意識はなかったものの、2問落とす可能性もあると思っていました。本番の試験では過去問よりも簡単だったのが救いでした。これで一応3問とれている感触はありました。

 

ヤマが当たった「GDPR(一般データ保護規制)」の問題は、上記の本(『時事重要テーマ100』)の該当ページを読んでいましたし、図書館から雑誌の特集号を借りてザっと眺めていたので(ちゃんと読んではいない)、これも確実でした。

 

その他は、自信がある解答はほとんどありませんでした。

 

残り2問、正解できているかどうか?!

10問の内のたった2問! なんとかお願い!!!

 

当日夜に発表された予備校の解答速報では「一般知識等」から採点しました。私の予想ではココに合否がかかっていたので!

 

「一般知識等」についての私の試験結果は、56点中40点(14問中10問正解)というものでした。

  • 政治・経済・社会 7問 ⇒ 3問正解
  • 情報通信・個人情報保護 4問 ⇒ 4問正解(出題ミスのため全員正解の1問を含む)
  • 文章理解 3問 ⇒ 3問正解

 

なんとか10問正解して私としては超ハッピー! 超ラッキー! だったのですが、LECの無料成績診断では偏差値56.3でした(この試験で偏差値に意味あるのかどうか分かりませんが)。普通ですよね。みなさん優秀なんだなーと感心しました。

 

結論:受験を終えて、結局は運!だと思った

つらつら長々と書いてきまして、元も子もないんですが、

 

絶対確実な対策は、分からない!

 

最終的な結果は、運がよかった!

 

というのが私の結論です。しょーもないまとめでごめんなさい。

 

今回はここまでです。ひとつの私見として、いちサンプルとしてみなさんの参考になれば幸いです! 行政書士試験についてのエントリーは、もうちょっと続く予定です。

 

それでは、どうもありがとうございました! 今後ともどうぞよろしくお願いいたします!

 

以下、おまけです。

 

おまけ : 「一般知識等」の対策本として検討したその他の本

ブログやレビューなどを拝見すると、「一般知識等」対策として利用される本は他にもあります。私が購入を検討した本をメモしておきます。

 

『日経キーワード』

社会人のたしなみとして良さそうな本です。試験対策とは別に毎年欲しいと思いました。でも、読み切れないのが分かっていましたし、年末に新しい版が出る本を9月に買う気になれなかったため、残念ながら却下しました。

 

『日経テスト』

「ビジネスに必要な経済知力」「ビジネス基礎力」をうたっているので、内容的には合っていたかもしれません。書店の棚になく内容が確認できなかったこと、オーバーワークが目に見えていたことから残念ながら却下しました。

 

センター試験の政治経済・現代社会の対策本

書店で確認したところ、なかなかの良書ぞろいでした。行政書士の試験対策を抜きにしても興味を引かれたので、かなり迷いました。目先の「一般知識等」対策としては、過度にプレッシャーが大きくなりそうだったので残念ながら却下しました。