【ライフハックな読書】メイソン・カリー著『天才たちの日課』から学ぶ天才たちの生活術

どーも、みなさん! いちみほんじん(一見本人 / いちサンプル)です。

今回はメイソン・カリー著『天才たちの日課 クリエイティブな人々の必ずしもクリエイティブでない日々』から学んでいきたいと思います!

天才たちの作品の背後には日常生活がある!

さっそくですが版元の紹介文を引用します。

古今東西の小説家、詩人、芸術家、哲学者、研究者、作曲家、映画監督が、いかにして「制作・仕事」に日々向かっていたか?

 

それぞれの人物を特徴づける、日々の日課や毎日のスケジュールについて、部屋での様子や「仕事のお供」にした嗜好品など、これまでなかった視点で、天才たちの「制作・仕事」の秘訣をコンパクトにまとめた、161人の著名人のショートショート的伝記エッセイ!

天才たちの日課 | 動く出版社 フィルムアート社

 

天才たちの日常生活、制作や仕事の現場にスポットライトをあてて、そこからいかに天才的な仕事が生み出されていったのかがまとめられている本です。派手な表舞台での活躍、人生の浮き沈みや波乱万丈ではなく、いわば地味な裏側、ルーティンに目が向けられています。こういう視点でこれだけの数を収集した書籍というのは、今までありそうでなかったんでしょうね。面白いです。

 

161人の中には日本人作家も登場!

著名人の日常生活の様子が、1人あたり2~3ページくらいの分量で書かれています。その数なんと161人! 誰でも知っている超有名人が多く掲載されていますが、著者がアメリカ人ということもあり日本人にはなじみがない有名人も結構多いように思います。私の場合は知らない人のほうが圧倒的に多かったです。笑

日本人では唯一、村上春樹氏が取り上げられています。やっぱり世界的にネームバリューがあるんですね~。

 

掲載されている161人の一覧はこちら。

filmart.co.jp

 

本書を読んでいると、やっぱり既知の人物に興味をひかれることを実感します。逆に、本書で初めて存在を知り興味を持つようになった人物もいます。シルヴィア・プラスとか...。インパクトがありすぎて記憶に残り、たまたま名前を目にする機会が増えて(気づくようになって)、そこから本を読んだり映画を観るようになりました。

 

天才たちの生活ぶりは意外なほど真面目だった!

個人的に印象に残ったことを抽出してみます。

  • 午前中をメインの執筆(制作)時間としている人が多い。
  • 長い散歩、あるいは日に何度も散歩に出ることを日課にしている人が多い。
  • 湧き出るイマジネーションやインスピレーションが降ってくるのを待って仕事を始めるという人はほぼいない。
  • 会社勤めをしている人のように、労働時間をしっかりと設定して律儀に規則正しくスケジュールをこなしている人が圧倒的に多い。

 

副題の『クリエイティブな人々の必ずしもクリエイティブでない日々』が表している通り、ちゃんとした社会人っぽいというか、わりと真面目な会社員的な生活を送っている人が多いということに驚かされます。意外! 勝手に天才 = 魔術師みたいなイメージを抱きがちだけど、よく考えてみたら一応同じ人間で、天才たちにとってもその成果物は地道な努力の結晶でした。千里の道も一歩から! の世界です。ちょっと謝りたい気持ちにもなります。

もっとラクショーにやってるか、自由気ままに生きてるんだと思ってた。なんか誤解しててごめん...。

 

原書『DAILY RITUALS』は英語の勉強に役立ちそう!

1人あたりの分量が少なく区切りがよいこと、また、日常生活を簡潔に描いた文章なので(訳文の印象)、原書『DAILY RITUALS』は英語の勉強にとても役立ちそうです。特に洋書初心者の多読にピッタリだと思います。まだ私はトライできていないのですが。ずっとカートに入れっぱなし...。

 

ところで、下記2冊の違いが分かりません。目次をざっと見たところ同じ内容のようなので表紙やフォーマットだけ違うのかと思いきや、副題は異なるのでやっぱり謎です。

 

最後にまとめのひと言レビュー

締めとして一言でまとめたいと思います。

ひと言レビュー

傑出した仕事や作品も地味な環境、堅実な生活から生み出されている。それは修練の賜物だった!

 

本書の著者メイソン・カリー(Mason Currey)氏が同じテーマで寄稿している記事のようです。

toyokeizai.net

 

この記事で紹介した本